以前、文字の詰めが甘い、文字組がおかしいなどよく指摘されました。
今でも、書体の選び方、文字の組み方など、文字については学ぶことが多く、一生勉強だと感じます。
Webデザインを勉強中の方向けに、脱初心者へのステップになる本をご紹介します。
タイポグラフィの基本ルール-プロに学ぶ、一生枯れない永久不滅テクニック-
タイポグラフィの基本ルール-プロに学ぶ、一生枯れない永久不滅テクニック- (デザインラボ)
初めてタイポグラフィに勉強する人は、まず買っておきたい本です。
文字詰めや文字組など、実践的な内容が多く知識的な裏付けが習得的できます。
今まで文字について、感覚的にやっている人、試行錯誤している人が、もっと早く読んでおけば楽だったのに・・・と感じる本です。
欧文書体―その背景と使い方
欧文書体の知識はこの本が決定版です。
欧文書体は、かっこいい、高級っぽいなど、普段なんとなく使ってきた経験が多いのではないでしょうか?
この本では、書体のなりたち、実際の使い方まで、欧文書体のよりふさわしい使い方が習得できます。
読んだか、読んでないかで他のデザイナーと大きく差がつく本です。
たのしいロゴづくり -文字の形からの着想と展開
ロゴづくりで、何からやればわかならないことがあります。
短時間で、多くのパターンを提出する必要がある場合、必要なのは引き出しの多さです。
この本を読むと、ロゴづくりに必要な基本的なコツと引き出しが習得できます。
特に後半の、ロゴの制作過程は非常にためになります。
ロゴの作ることに困っているデザイナーには、非常にありがたい内容です。
魅せる日本語タイトル 漢字・ひらがな・カタカナのデザインアイデア
魅せる日本語タイトル 漢字・ひらがな・カタカナのデザインアイデア
「英語だったらかっこよくできるのに、日本語だとダサいよなー」とぼやいているデザイナーは、いるのではないかと思います。
この本を読むと、単純に自分のセンスの問題だと感じるはずです。
既存の書体を使ったものから、オリジナルフォントまで、魅せるための日本語のタイポグラフィが満載されています。
日本語の文字は、オリジナルで制作していることも多く、どうやって作っているんだろう?と不思議に思っていましたが、うれしいことに、この本には、作例が掲載されています。
使用している書体を掲載していますので、実際に作る場合の参考になります。
まとめ
書体や文字についての知識や経験が増えると、今まで気にしてなかった、詰めの甘さがみえてきます。
気になりだした時が、デザインが成長した証です。