Webデザイナーになるには?

未経験のWebデザイナーが面接の時に準備しておきたいもの

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今まで何人もWebデザイナー志望の方のを面接してきましたが、
準備不足の方が多いと感じました。

未経験のWebデザイナーが面接の時に準備しておきたいものをピックアップしました。

自作の履歴書・職務経歴書

市販の履歴書・職務経歴書ではなく、イラレでつくった方が印象がいいです。

別に変わった履歴書・職務経歴書である必要ではなく、
普通の形式でも大丈夫です。
文字の選び方、文字詰め、合成フォントを使っているかなど、
デザイナーのスキルチェックのポイントになります。

誤字・脱字は当然ですが、少しでもズレていたりすると、印象が悪いですので、
しっかりとチェックしたいところです。

ポートフォリオ

デザイナーのスキルを判断するために絶対必要です。
未経験だと、学校の課題のみなど、ポートフォリオの量が少ないことが多いです。

クオリティにもよりますが、量が多いとそれだけ経験とやる気がある思われます。
以前の面接した方は、未経験でしたが、自分で100種類デザインしていました。

クオリティは、イマイチでも、量があることで判断材料が増え、
面接する側にとって印象がいいです。

できれば架空の会社などではなく、
実在する会社・店舗など、実際の仕事に近い条件のデザインがあれば、
判断材料としてポイントが高いと思います。

架空だと、どうしても自分の好みや得意なものに偏りがちで、
実務で通用するかが未知数になるためです。

実在の会社をつくるのは難しいと思いますが、
例えば「ランサーズ」や「クラウドワークス」を利用して、
クライアントから条件が提示されているものを実務に近い形でデザインするなど、
相手が判断しやすい材料を提示するのも、
ひとつの手だと思います。

最初に作ったデザインがダサいと思っても、ポートフォリオにのせておくことで、
現在までどのくらいのスピードで成長したのかをアピールすることができます。

ポートフォリオはひとつでも多くがベストだと思います。

また、ポートフォリオは、事前に提出していたとしても、
面接の場で、プレゼンするためにも印刷しておいた方がいいです。

自分のサイト/ブログ

Webデザイナー志望なのに、自分のサイトを持っていない人が意外と多いです。

自分でデザインし、コーディングしたサイトをサーバーにアップするという、
実務で行う作業を一通り経験しておいた方が、
最低限、何ができるのか判断されやすいです。

バットも振らずにプロ野球選手を目指さないように、
自分のサイトを持っていないと、
「デザイナーに憧れているだけ?」と
不安を感じられかねません。
実務経験がない場合、コーディングのスキルを測るのに、自分のサイトが必要な場合もあります。

できれば独自ドメインも取得し、WordPressなどCMSもインストールしておきたいです。

面接で、「WordPressが触れますか?」という質問をされることは多いです。
「触ったことがない」と「少しだけど触ったことがある」では、
受け取る側の印象がかなり違います。

ブログで自分の勉強したことをアウトプットしていると、スキルをアピールできます。

サイトは少額ではじめることができますので、ぜひ作っておきたいです。



筆記用具

面接に手ぶらでくる人が意外と多いです。
書類などに記入することがあるので、筆記用具は持参した方が無難です。

まとめ

スキルや経験不足、やる気があるということは、
相手もわかっていると思います。

その上で、相手にアピールするにはどうするかが非常に大事だと思います。

スキルや経験がない時、
例えば

  • コーディングのリンクチェックは確実に行います
  • 校正は確実に行います。
  • 前職で書類整理をしていたので、データ整理はきちんとできます。

など、実務につながることを約束するなどの工夫も必要かと思います。

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